個人的なまとめ。

てきとーに何か書きます。

hostapdが起動しない時の確認事項

hostapdを使用しようとすると、うまく起動しない場合があります。
とりあえず考えられる場合を挙げます。

1. interfaceのエラー



エラー例:

Configuration file: /home/hogehoge/Desktop/hostapd.conf
Could not read interface wlan1 flags: No such device
nl80211: Driver does not support authentication/association or connect commands
nl80211: deinit ifname=wlan1 disabled_11b_rates=0
Could not read interface wlan1 flags: No such device
nl80211 driver initialization failed.
wlan1: interface state UNINITIALIZED->DISABLED
wlan1: AP-DISABLED
hostapd_free_hapd_data: Interface wlan1 wasn't started

理由:APとして使用したいインターフェースが設定と合っていない可能性が高いです。
確認するべき場所:

  • /etc/network/interfaces
  • /etc/default/isc-dhcp-server
  • hostapd.confファイル(自分で設定した場合はそのファイル)

改善策:
1. /etc/network/interfacesの確認
--> iface wlan0 inet static の wlanの番号がifconfigで確認した物と合っているか確認。

2. /etc/default/isc-dhcp-server
--> 最後部のINTERFACES=" "の中にwlan0等と記載があるか確認。

3. hostapd.confファイル
--> confファイル内の interface=wlan0 のwlan0が合っているか確認。

設定を変更した後は、ネットワークマネージャーを再起動させましょう。

sudo service network-manager restart

2. make時のエラー


../src/drivers/driver_nl80211.c:17:31: fatal error: netlink/genl/genl.h: そのようなファイルやディレクトリはありません
 #include <netlink/genl/genl.h>

理由:libnlが読み込めていないため。
確認するべき場所:

  • /hostapd-*.*/hostapd/defconfig
  • /hostapd-*.*/hostapd/.config

のどちらか。
改善策:defconfig もしくは .config内を以下のようにする。

- #CONFIG_LIBNL32=y
+ CONFIG_LIBNL32=y

また、defconfig内を変更した場合は、

cp defconfig .config

を端末で入力する必要がある。

それでも同様のエラーが出る場合は、

sudo apt install libnl-dev libssl-dev libnl-genl-3-dev

をインストールしましょう。

3. エラーは出ないが通信が出来ない場合


無線接続を行う端末でSSIDが見えているが、SSIDに接続が出来ない場合。

理由:DHCPサーバーの設定が完了していない、もしくはDHCPサーバーが起動していない可能性が有ります。
   もしくは、iptablesの設定が完了していない可能性が有ります。

確認するべき場所:

  • /etc/default/isc-dhcp-server
  • /etc/dhcp/dhcpd.conf
  • sudo service isc-dhcp-server status
  • sudo iptables --list

改善策:

1. /etc/default/isc-dhcp-server
--> 1のinterfaceのエラーと同様の確認をしてください。

2. /etc/dhcp/dhcpd.conf
--> 最後部に以下のような書き込みがあるか確認。
--> 更に、/etc/network/interfacesでwlanに設定したIPと下記のIPが一致しているか確認。

subnet 10.5.5.0 netmask 255.255.255.0 {
  range 10.5.5.10 10.5.5.255;
  option domain-name-servers ns1.internal.example.org;
  option domain-name "testtest";
  option routers 10.5.5.1;
  option broadcast-address 10.5.5.255;
  default-lease-time 600;
  max-lease-time 7200;
}


3. sudo service isc-dhcp-server status
--> そもそもDHCPサーバーが起動しているかを確認します。
端末上で、

test@test: sudo service isc-dhcp-server status
isc-dhcp-server stop/waiting 

となっていた場合は、起動させましょう。

test@test: sudo service isc-dhcp-server start
isc-dhcp-server start/running, process 5225

起動時にエラーが吐かれる場合は、設定がオカシイ可能性があるので、もう一度よく見直して見て下さい。

4. sudo iptables --list
自分の設定の場合は以下のようになっています。

Chain INPUT (policy ACCEPT)
target     prot opt source               destination         

Chain FORWARD (policy ACCEPT)
target     prot opt source               destination         
ACCEPT     all  --  anywhere             anywhere             state RELATED,ESTABLISHED
ACCEPT     all  --  anywhere             anywhere            

Chain OUTPUT (policy ACCEPT)
target     prot opt source               destination         

hostapdを起動する前に、以下の設定をシェルスクリプトなどにしておいて、コマンドを打つだけでiptablesの設定が完了するようにしておくと便利です。
iptablesのwlanの番号も他と同様、無線ルーターとして用いるドングルのwlanと同じものに設定をする必要があります。

#!/bin/sh
sudo sh -c "echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward"
sudo iptables -t nat -A POSTROUTING -o eth0 -j MASQUERADE
sudo iptables -A FORWARD -i eth0 -o wlan0 -m state --state RELATED,ESTABLISHED -j ACCEPT
sudo iptables -A FORWARD -i wlan0 -o eth0 -j ACCEPT
sudo sh -c "iptables-save > /etc/iptables.ipv4.nat"

4. ドライバーが合っていない場合


安価で手に入るBuffaloのWLI-UC-GNM2などを使用した場合だと、hostapd.confのdriver部には、

driver=nl80211

と記載する事で問題なく使用する事が出来ますが、エレコムWDC-433SU2を使用する場合、

driver=rtl871xdrv

をと記述する必要があります。


rtl871xdrvに関する詳しい設定は詳しく説明しているサイトがあるので、そちらを参考にすると良いかと思います。


ami-gs.hatenablog.com





以上の方法でも改善しない場合は、設定をよく見直してください。


追記 2017/07/28