新しいプログラミング言語に触れた時に最初に作ってみるもの
新しいプログラミング言語に触れると、とりあえず[Hello world!]を出してみるけど、次に何を作れば良いか分からない事が多々あります。
ここでは初心者向け(自分も含めて)に、最初にこれをすれば大体慣れるんじゃないかなぁって思う事を列挙していこうと思います。
余裕に感じる人は、言語処理100本ノック 2015 をやれば良いと思います。
1. 基本的な
1. 四則演算
2つの変数に数字を代入して、足し算・引き算・掛け算・割り算を行いましょう。
2. じゃんけん
COMとじゃんけんをしましょう。COMはランダムで、自分は標準入力で値を入力するようにします。
3. 絶対にCOMが勝つじゃんけん
名前の通りです。
4. 2のじゃんけんの結果をlogファイルに出力
5. 4のlogの書き出し場所をコマンドライン引数で渡す
6. logを読み込み、COMと自分の勝率、出したての回数を表示
例えば、
勝率 | グー | チョキ | パー | |
---|---|---|---|---|
COM | 45% | 10 | 5 | 6 |
自分 | 55% | 8 | 3 | 10 |
といった感じ。
2. 文字関連
※文字関連は個人的に使用頻度は低めなので、この章は飛ばして3章をしても良いと思います。
1. 文字列の長さを取得
character → 9
2. 文字列の反転
character → retcarahc
3. 文字列の連結
Pass + word = Password
4. 文字列の一部削除
例: 「hogehoge」で、「g」を指定した場合、「hoehoe」となる。
3. ちょっと慣れてきたら
1. 配列のソート
最初はバブルソートで良いと思います。慣れてきたらもっと早く処理が済むソートにトライしましょう。
【Unity】ソートアルゴリズム12種を可視化してみた
2. 二次元配列のソート
二次元配列のソートも、1に然りです。
3. 多次元配列の各項目ごとに各平均を出す
例:
点数 | 収入 | 車の速度 | |
---|---|---|---|
A | 65 | 1500 | 60 |
B | 80 | 620 | 50 |
C | 45 | 380 | 80 |
点数は相加平均、収入は加重平均、車の速度は調和平均で求めましょう。
平均値の種類とその使い分けの方法|【RIES】株式会社 環境計画研究所
この辺を参考に式をプログラムに落とし込む。
とりあえず、パッと思いついたのはこれぐらいですが、思いついたら途中で追加していくと思います。
第一章では、標準入出力とファイルI/O、IF文での分岐とかをメインに。
第二章では、文字列の扱いで。
第三章では、アルゴリズムっぽい感じで。
あくまでも初心者向けかなぁって思ってるので、上級者の方は言語処理100本ノック 2015 トライしましょう。